台風7号 今後の進路は?
ホラン千秋キャスター:
今回、台風7号が来ているんですけれども、日本全国様々な場所に台風がやってくることは可能性としてあるわけですから、その都度の警戒に翻弄されるところがありますね。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
台風は事前に警戒できるものですから、計画的に避難を行って、自分の身を守る対策を取ってほしいと思います。夜間に急に水位が増すこともあると思いますから、頑丈な建物の中に避難をしてほしいと思いますね。
ホランキャスター:
どのようなリスクが身の回りにあるのかを確認することも重要ですよね。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
ハザードマップを常に確認して、どういうリスクが自分の住んでいる自宅の周り、環境の中にあるのかを把握しておく必要あると思いますよね。

気象予報士 広瀬駿さん:
台風7号は夜遅くになると中心は日本海へ抜けそうです。ただ油断はしないでください。台風を追いかけるように湿った空気の流れ込みが続くので、湿った空気が山でぶつかるところで雨雲が発達してしまい、16日の早朝にかけては近畿、中国地方、東海地方と大雨に警戒が必要です。雨雲が発達しやすいので、竜巻などの突風にも注意をしてほしいです。

日比キャスター:
突風は実は離れた場所でも発生する可能性があります。
午後1時前、鳥取県で竜巻が発生か?ということでしたが、午前10時45分ごろ、かなり離れた静岡県中心部でも竜巻が発生していました。
気象予報士 広瀬駿さん:
静岡・駿河区で安倍川を下流から上流の方に、竜巻とみられるものが移動している様子がわかります。静岡は台風の中心から離れてはいますが、全体的に関東も含めて、南から暖かく湿った空気の流れ込みが続いています。そこで雨雲が発達して、その発達した積乱雲の下で竜巻が発生したとみられます。

日比キャスター:
これは静岡のケースでしたけれども、他の場所でも発生する可能性も考えられるということですね。
気象予報士 広瀬駿さん:
考えられますね。過去の事例でも、台風が接近したとき台風の進行方向右側の地域で竜巻が発生したことは結構あるので、そんなに珍しいことではないんです。
日比キャスター:
台風の外側の雨雲が非常に発達すると竜巻が発生するということになりますので、引き続き警戒が必要ですね。

ホラン千秋キャスター:
台風が抜けた後、土砂災害が起きる危険性や河川の増水は今後もありうる。思いがけない場所に倒木や飛んできた破片があることもありますので、油断せずにということですね。