農作業などの体への負担を軽減するアシストスーツの体験会が、このほど鳥取県北栄町で開かれました。
鳥取県などが開いた体験会では、アシストスーツを製造している国内6社がブースを設けました。
アシストスーツは、どんな重いものでも持てるというパワーアップのスーツではなく、繰り返し長時間続ける作業で足腰や腕などにかかる負担を軽くするスーツで、
電気を使わず、バネやゴム、圧縮空気などの力で体をサポートする仕組みです。
荷物を持ち上げるとき腰の負担を軽くするタイプ、長時間立ったままの姿勢を
腰かけたように支えるタイプ、腕を挙げた状態を保つタイプなど様々なスーツが並べられ、作物の収穫、果樹の手入れなど具体的な作業に応じて選べます。
体験した人は
「腰の負担はすごく減ると思います。酪農家さんの負担を減らすためにアシストスーツいいものがないかと思って来させてもらったんで。」
主催者は、アシストスーツの活用などで後継者不足に悩む農業などを支えていきたいとしています。