終戦の日を前に、戦争の悲惨さや平和の大切さを伝える写真展が仙台市で開かれています。

この写真展は、戦没者の遺族会が企画し、会場には太平洋戦争を中心に当時の写真およそ60点のほか戦争体験者の証言パネルなどが展示されています。仙台空襲直後の仙台市役所周辺の焼け跡や満州事変で戦死した宮城県内出身の兵士31人の遺骨が仙台に戻ってきた様子などを伝える写真が展示され、訪れた人たちは平和の尊さを感じている様子でした。
宮城平和遺族会 出浦由美子事務局長:
「二度と戦争を起こしてはならないということを写真展を見ながらみなさんに考えてもらいたい」

この写真展は13日まで青葉区の仙台市福祉プラザで開かれています。