消防の仕事への理解を深めてもらおうと、女性を対象にした見学会が、宮崎県宮崎市で開かれました。

これは、消防士を将来の職業選択の一つにしてもらおうと、宮崎市消防局が毎年実施しているもので、県内の高校生や専門学校生など16人が参加しました。

参加者たちは、消防活動に使う機材の説明を受けたあと、はしご車の試乗や放水などを体験しました。

(救命救急士を目指す専門学校生)「煙の中の体験をしたが、中が何も見えなくて、この中で消防士の方は働いていると思ったらすごいなと思って自分も一緒に働いてみたいと思ったので、もっと頑張ろうという気持ちになった」

宮崎市消防局によりますと、現在、県内には17人の女性消防士が在籍していますが、全体の1.3パーセントにとどまっているということです。