福祉をもっと身近に感じてもらおうと障害者などがモデルを務める「着物リメイクファッションショー」が宮崎市で開かれました。
宮崎保健福祉専門学校や福祉団体などが中心となって企画したファッションショー。
11日は専門学校の学生や車いすで生活している人など5歳から84歳までの31人が参加しました。
参加者は着なくなった着物をリメイクしたワンピースやズボン、それにパーカーなどの衣装に身を包んで、会場全体を盛り上げました。
(車いすの女性)「かわいい衣装を着させていただきまして皆さんに向かってポージングもできたし、皆さんからもアピールしていただいたのでそこが一番楽しかったです」
(記者)「きょうファッションショーに参加してみてどうでしたか」
(車いすの男の子)「(うなずく)」「楽しかった?」「うん」
(参加した学生)「障害があるとかないとか関係なくみんな平等にファッション楽しむことができるってことの証明にもなりますし、もっとこういう機会が増えてほしいと思う」
(車いすの男性)「着物であることを忘れちゃうような違和感のないすごい素晴らしい服だと思います」
参加者や来場者はファッションショーを通して、着物の魅力を再認識していました。