上越新幹線が停車するJR燕三条駅前の“一等地”に、30年間以上整備されていない公園があります。新潟県三条市と燕市にまたがる公園は、なぜ手つかずの状態が続いているのでしょうか?そのわけを取材しました。
三条市の“避難場所”にも指定されている公園が…
その公園はJR燕三条駅のすぐ目の前にあります。

【記者リポート】
「燕三条駅から程近いこちらの場所にはゴミが捨てられていて、三条市が避難場所に指定しているのですが、入口に行くと草木が生い茂っていて中に入ることができません」

記者の身長を越える、伸びきった雑草。草木はフェンスに絡まり「避難所」とはいうものの、中に入ることは難しそうです。この場所の名前は『須頃郷第一号公園』。「公園」とは名ばかりのようです。近くの人に聞いてみると…
【近くで働く人】
「なんでこんな草生えてるんですかね。避難場所なのに…無駄ですよね。こんな広いところね」
【近くで20年お店を営む人】
「木とか草が敷地を跨いでこっちにきちゃったりするのが困る感じですかね」