戦前のベルギーに留学した3人の日本人芸術家の作品を集めた展覧会が岡山県高梁市で開かれています。

印象派の作風で描かれたヨーロッパの街並みです。



会場にはベルギーに留学した3人の芸術家・児島虎次郎、太田喜二郎、武石弘三郎と、彼らを指導した画家と彫刻家の作品約110点が並びます。

作品からは線を使わず点の集合で表現するなど独自の発展を遂げたベルギー印象派の作風を見ることができます。

児島虎次郎の「和服を着たベルギーの少女」は、繊細さと大胆さが融合した留学時代の代表作です。

特別展「ベルギーと日本」は、高梁市成羽美術館で8月27日まで開かれています。