熊本市内のプールでは、子どもや大人たちが300年続く伝統武芸を披露しました。
夏の青空の下、開かれた「小堀流踏水術(こぼりりゅうとうすいじゅつ)」の先師祭(せんしさい)。
熊本の重要無形文化財に指定されている「小堀流踏水術(こぼりりゅうとうすいじゅつ)」は、水を踏むように立ち泳ぐ武芸で、300年の歴史があります。

8月11日は9歳から73歳までの約40人が参加。
一番の見せ場は、重さが10キロ以上ある甲冑(かっちゅう)を身に着けて泳ぐ「甲冑御前游(かっちゅうごぜんおよぎ)」です。
甲冑(かっちゅう)の重さを感じさせない堂々とした泳ぎに、観客からは拍手が送られました。

このほか、泳ぎながら文字を書く「連書(れんしょ)」と呼ばれる技など、参加者たちは日頃の練習の成果を披露していました。















