連日「真夏日」「猛暑日」と厳しい暑さが続いていますが、岡山県真庭市の勝山地区を流れる新庄川では、「奇妙な形の岩」と「渓流」が織りなす空間が広がり、暑さを忘れさせてくれます。

真庭市神代。およそ200メートルにおよぶ川の流れと岩のアートが涼しさを感じさせてくれます。なぜ岩がこんな形に?

(真庭観光局 森脇由恵さん)「ここは竜宮岩といいまして、旭川の支流にある新庄川にある名勝になってます。このあたりは石灰岩でできているので、この新庄川の清流が石灰岩をどんどん削っていく中でできたこの自然の美しいアートが、まるで竜宮城のような形に見えるので、竜宮岩というふうにいわれております」

竜宮岩は、「勝山町並み保存地区」の北西、国道181号沿いにあります。道沿いからは見えにくい場所にある穴場となっていて、紅葉の時期も見ごたえがあるといいます。

(真庭観光局 森脇由恵さん)「雨が降った時は増水しますし、また、足元がちょっと滑りやすい所もありますので、それを注意していただいて涼を楽しみに来ていただきたいと思います」

奇岩と清流が織りなす竜宮岩で、ひと時の涼しさを感じてみてはどうでしょうか。