値上げの理由は? “2024年問題”?

「2024年問題」とは、2024年4月以降働き方改革によって、トラックドライバーの労働時間短縮へという動きになります。

これによって人手不足、輸送量が減ることで
・配達までの時間が長くなる
・配送料も高くしていかないと賄えないであろう

こういった可能性がある。先手を打って既に物流業界では、ヤマト運輸、佐川急便は2023年4月以降、配送料などの値上げを実施しています。

そして、日本郵便でも2023年10月以降に現金書留、ゆうパック、国際郵便など各種サービスを値上げする予定です。こういった中で、やはり相まって2024年問題もありますので、Amazonプライムなどの値上げ含めて今後、こういった基調になっていくのではないかといわれているわけです。

ホラン千秋キャスター:
物の値段が上がって、同じように給料も上がってくれないと…という声ももちろんあるのはわかりますが、そのお給料を上げるためには、どこかから原資がないといけないとなると、同時に来て欲しいけれども、まず物の値段が上がって、それを追いかけるようにお給料の値段が上がっていく、ということになるんですかね。なってほしいなと思いますけど…

スポーツ心理学者(博士)田中ウルヴェ京さん:
わたし達がお給料のことを考える時と、サービスの対価が妥当かどうかを考える時って、別の視点ですもんね。もらうためには、誰かが何かをしなきゃいけなくて、誰かに支払ってもらわないといけない。でも、我々がいろいろな値段が上がっていく背景を考えるときに、「じゃあ、わたしはどうするのか」と考えなくてはいけなくて、例えば私もプライム会員になっていますけど「自分にとってのサービスが妥当か」と考えなきゃいけないですよね。

例えば、私だと映像配信が好きなので、そのサービス(の恩恵を)をたくさんもらってる感じがする、そうするとサービスのコンテンツが私にとって妥当かどうかって考えるんですよね。音楽はあんまり聞かない自分がいるな、とか考えると、妥当かどうかは個人が決めるもので、私だったら(値上げされても良いかと)。

ホランキャスター:
改めて見直してみて、そんなに使ってないかもしれないと思ったら、一旦止めてみて不便があるかどうかということを調べるのも重要ですし、もうあらゆるところで値段が上がっているので、やはり企業努力だけではもう厳しいなという段階ですもんね。