中国東部・浙江省で、輸入が停止されている福島県産などの食品を販売したとして、地元企業が当局から処分を受けていたことがわかりました。
中国メディアや浙江省嘉善県の市場監督管理局の発表によりますと、嘉善県にある小売店は福島県、埼玉県、長野県で生産された菓子や飲料などを仕入れて販売したということです。
中国は2011年の東京電力福島第一原発の事故を受け、福島県など10都県の食品の輸入を禁止していますが、当局は先月7日、これらの食品を没収し、店を運営する企業に改善を命じたということです。
処分が下された先月7日に中国の税関当局は日本の原発の処理水の海洋放出計画を受け、日本産のすべての水産物について放射性物質の検査を行うと発表。
鮮魚が税関に長期間留め置かれるなど、現場からは「事実上の輸入禁止措置だ」との声も上がっています。
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