連日、熱戦が続く夏の全国高校野球。ひたむきな選手達のプレー以外にも注目を集めていることがあります。それは、初出場で初戦突破を果たした高知代表・高知中央高校の“校歌”。SNSでは、「卒業ソングみたい」「こんな校歌、聞いたことがない」などと一躍話題となっています。

高知中央高校は、大会2日目の7日、愛媛代表の川之江高校に勝利しました。試合後、勝利校の校歌が流れると、SNSでは…

「エモい」「卒業ソングみたいで泣きそう」「歌詞が温かい」「うちの学校の校歌もこんな歌だったら」「素晴らしすぎる」

校歌を作詞・作曲したのは高知出身のシンガーソングライター・矢野絢子さんです。

矢野さんは20年前、学校側から「校名を入れなくてもいい、自由に作ってほしい」と依頼を受けました。

矢野絢子さん(2022年)

「高校生は多感な時期。一人ひとりの思い出に寄り添えるような曲を」と考えて制作したのが、今回話題になった“エモい”校歌です。