裁断くず全てを鉛筆に!廃棄ゼロめざして…
「服の鉛筆」はどんな書き心地なのか…。
絵を描くのが好きな嘉藤奈緒子アナウンサーに試してもらいました。

嘉藤奈緒子アナウンサー:「すごく滑らかで、普段使っている鉛筆より柔らかい感じがします、芯の部分が。グラデーションとか出しやすいです」

繊維の炭によって黒さが増し、テカリがないのが特徴です。
ミヤモリの試算では、自社の裁断くず全てを鉛筆に使うことができれば、二酸化炭素の排出量を9.3トン削減できることに。これを、1本の木が1年に取り込む二酸化炭素の量で表すと664本分にあたります。

ミヤモリ 宮森穂 専務:「まだまだめどは立ってはないですけど、基本的には廃棄はゼロにしたいと思っていますし」「これが材料として世の中に出るようなものにしたいって思っています」


体操服を着る子どもたちに持続可能な社会を残せるように…。
ミヤモリは再利用の可能性を広げていきたいとしています。服の鉛筆は来年春の発売をめざします。
