台風6号の影響が心配される島根県では7日、気象台が注意を呼びかけました。

松江地方気象台 谷俊昭 予報官
「台風6号は、10日朝に島根県に最接近いたします。」
7日午後、台風6号の接近に備えて説明会を開いた松江地方気象台は注意を呼びかけました。
台風6号はゆっくり北上し、10日・木曜日の朝に、島根県に最接近する見込みで、島根県内では、9日午前中から風が強まる見込みです。
そして、台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、9日午後から10日にかけて、島根県西部では大雨となり、予想される雨の量は、9日正午からの24時間で、島根県西部では、およそ100~150ミリ東部・隠岐では、それぞれおよそ50ミリと予想されます。
松江地方気象台 谷俊昭 予報官
「浸水、そして、土砂災害の可能性はあるかと思いますので。」

それでは、台風6号最新の予想です。
現在、鹿児島県奄美市付近にあって、ゆっくりとした速度で進んでいます。
台風は今後も北上を続け、九州の西を通過する見込み。それにともなって山陰でも風と雨が強まるおそれがあります。

今回の台風は動きがゆっくりなのが特徴。山陰では水曜日ごろから、島根県西部を中心に風が強まりそうで、強く吹く時間帯が長く続きそうです。
雨も島根県が中心。ただ、台風が予想より東寄りに進むと鳥取県側でも影響が出そうです。

台風が最も近づく時間帯は水曜日の夜から木曜日の午前中にかけてとみられています。