深夜、防犯カメラが捉えたバイク窃盗の瞬間。当時雨は降っていなかったにも関わらず、傘をさして現場に現れた2人組。その驚きの理由とは?


5月27日深夜、兵庫県姫路市の駐輪場からバイクを運び出す2人組。防犯カメラがその様子をとらえていました。

被害にあった男性
「犯行の動画を見ると腹が立ちますよね。怒りしかないですね」

こう話すのは、大切な愛車を盗まれた男性。男性は防犯カメラの映像を見た時、“ある違和感”を覚えたといいます。


被害にあった男性
「犯行の時には雨がふってなかったですね」

(傘をさしたまま?)
「そうですね」


映像を見ると駐輪場にやってきた2人組は、1本の傘に体を寄せ合っています。ただこの時、雨は降っておらず傘で顔を隠しているようにも見えます。

さらに、バイクを運び出す時も傘を持っている人物が動きを合わせるといった徹底ぶり。

駐輪場に姿を見せ、防犯カメラに映らなくなるまで、1分ほどの犯行でした。

被害にあった男性
「もう明らかにおかしいじゃないですか、あの感じを見て。卑怯ですよね。僕のバイクを狙っていた感じがするので」

盗んだ2人組は、事前に下見し防犯カメラの位置など確認した上で傘を準備し、犯行に及んだのでしょうか。

男性は、警察に被害届を提出しています。