夏の味覚・呉羽梨の主力品種「幸水」の出荷作業が、富山市呉羽地区で6日から始まりました。

小西鼓子アナウンサー:「連日の猛暑と降水量が少なかったためナシに影響がないか心配されましたが、今年も無事、呉羽梨が出荷されます」

富山市のなのはな農協呉羽梨選果場には、収穫されたばかりのナシおよそ15トンが運び込まれました。

今年は、猛暑と雨が少ない影響で大きさは例年並みかやや小さく、果肉はやや硬めですが、日照時間に恵まれ糖度は例年12度のものが多い中、14度を超えるものもあるということです。

また春先の気温が高かったことから、開花が早く、例年よりも6日早い出荷です。

呉羽梨選果場 土田浩喜場長:「甘さは十分あります。農家さん皆さんの努力によって平年並みに出来てきている」

出荷量は、去年並みの1000トンを見込んでいて、出荷は今月末にピークを迎えます。