今月15日の終戦の日を前に、中野市で戦争や平和について考える展覧会が始まりました。

中野市の中野陣屋(なかのじんや)・県庁記念館できょうから始まった展覧会は、終戦の日を前に、戦争の悲惨さや平和の尊さを改めて考えてもらおうと企画されました。

館内には、本土決戦に備え、弾薬を貯蔵するために市内に作られた地下壕のジオラマが展示されていて、当時の様子を知ることができます。

展覧会を企画した涌井純生さんは、「当時のことを語り継いでいない若い世代にぜひ見てもらいたい」と話していました。

展覧会は14日まで開かれ、11日と12日には戦争体験者の話を聞く会も予定されています。