台風6号は勢力を落として東北東に進み、再び沖縄地方に接近しています。南西諸島では、あすにかけて暴風や高波に厳重な警戒が必要です。

台風6号は、きのう進路を東に反転させ、勢力を落とした状態で再び沖縄地方に接近しています。

きのう夜から再び暴風域に入った沖縄本島地方では非常に強い風が吹いていて、久米島町で午前0時半に最大瞬間風速35.5メートルを観測しました。

各地では強風のため沿岸部の道路が閉鎖されたり、折れた街路樹が道に散乱したりしていて、一部の地域で停電や断水が続いているほか、店頭の食料品も品薄となるなど、生活への影響が長引いています。

奄美地方も、このあと再び暴風域に入る見込みで、南西諸島では、あすにかけて暴風や高波、高潮に厳重な警戒が必要です。