「冷泉」にサウナ!?人気急上昇
別府市のカフェ茶房たかさきでは冨士見製氷工場で作られた氷を使って、かき氷を販売しています。
(茶房たかさき・高崎冨士夫店主)「先月から猛暑が続いてますから、やっぱり日頃よりは氷が良く注文が入っていますね」
手動の機械で作る一番人気の氷いちご(650円)。今年は猛暑の影響で例年の1.5倍の売り上げがあるといいます。
(吉田記者)「すごく口どけが良いです。体の内側からひんやりします。おいしいです」
この味を求めて、各地からファンが店に訪れます。
(客)「大分市から来ました。口の中でほろっと溶けるので最後までサクサクいけます」
かき氷は10月ごろまで販売される予定で、忙しさはまだまだ続きそうです。

一方、冷泉が有名な寒の地獄温泉。その名のとおり14度の冷泉を水着着用で楽しめる施設です。江戸時代から続く冷泉は、毎年涼を求める多くの客でにぎわいます。
(渡辺記者)「いま入って1分くらい経ちました。体の芯の方から良い感じに冷えてきています」

そして冷えた体を温める新しい施設が今年7月に完成しました。その名も「暖の地獄サウナ」。冷泉の横に人気が高まっているサウナを作ることで新たな客層を開拓。オープンして2週間でおよそ350人の客が訪れました。
(寒の地獄・武石真澄さん)「サウナーの方が良く来るようになりました。コロナ禍だと日帰り利用は少なかったので、今年は3倍、4倍を想定してお客さんを迎えたいと思います」

寒の地獄では8月の1か月でおよそ1000人の利用を見込んでいて、猛暑を逆手に海外客の増加にも期待を寄せています。