アメリカ政府高官はロシアのショイグ国防相が先月北朝鮮を訪問した際に弾薬の提供を求めたとの分析を明らかにしました。

アメリカのNSC=国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は3日、先月の朝鮮戦争休戦の記念行事に合わせ北朝鮮を訪問したロシアのショイグ国防相が北朝鮮に対し弾薬を提供するように求めたとの分析を明らかにしました。

そして「我々の情報では、ロシアは北朝鮮との軍事協力を強めようとしている」としたうえで「北朝鮮とロシアの間のいかなる武器の取引も複数の国連安全保障理事会決議に違反する」と強調しました。

また、カービー氏はロシアがイランや中国からも武器を調達しようとしているとして「制裁と輸出規制でいかにプーチン氏が追い詰められているかを示している」と指摘しました。