信州大学は情報系の新たな学部の設置を見送り、大学院で情報系分野を拡充する方針を明らかにしました。
信州大学では情報系の人材養成を目的に、2021年から新学部の設置を検討していて、飯田市と長野市がそれぞれ新学部の誘致を表明していました。

信大は3日にホームページで、「社会情勢等を踏まえ、理工系の大学院レベルでの人材養成を拡充する」とコメントを表明し、新学部の設置については事実上見送る方針を示しました。

誘致を表明していた長野市と飯田市には7月31日に理事が訪問してそれぞれの市長に伝えたということです。
新学部の設置を熱望していた飯田市の佐藤市長は「情報系に限らず他の分野も含め大学のあるまちの実現に向けて取り組む」とコメントしています。