大型で強い台風6号は次第に進路を東に変え、沖縄は再び暴風域に入るおそれがあります。また来週にかけて台風は西日本に近づいてくる可能性があります。警戒が続く沖縄からです。

影響が長期化する台風6号の被害は各地に及んでいて、那覇市寄宮の住宅街の間を通る通路では土砂崩れが起きました。住民などにけがはないということです。

記者
「那覇市の国際通りから1本筋に入った平和通り商店街です。台風6号の影響で、アーケードの屋根が破れてしまっています」

アーケードの屋根の破損が数か所見られる那覇市の平和通り商店街。台風6号がUターンして再び沖縄本島に接近するおそれがあることから、まだ修復作業はできていない状況です。

国際通りでは置物が飛ばされないように網掛けをしたり、商品にビニールをかぶせたりするなどして、今できる備えがとられていました。

冷蔵が必要な店は停電に備えた対策も行っています。

御菓子御殿 久茂地店 玉城理沙さん
「台風前はできるだけ商品をとらないように少なめにして、万が一停電しても、廃棄が少なくなる対策をしている」

台風により各地で停電や断水も続いていて、生活への影響は長引きそうです。