レギュラーガソリンの全国平均価格が11週連続で値上がりし、およそ15年ぶりの高値水準となっています。専門家は、その理由を「政府の補助金が縮小しているから」と指摘しています。
ガソリン15年ぶり高値 お盆休み前に
ドライバー
「夏はすごいガソリン食うので特に。エアコンも使ってるので。本当に大変です」
「結構高止まりしてるじゃないですか。少しでも安くなればいいかなと思いますね」
2日、資源エネルギー庁が発表した先月31日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は、前の週と比べて1円90銭高い、1リットルあたり176円70銭でした。

これで値上がりは11週連続。
176円台を記録するのは、2008年以来およそ15年ぶりの高値水準です。
こちらのガソリンスタンドは、お盆休み前の稼ぎ時に値上げを余儀なくされたといいます。

中央石油 渡邊一央所長
「6月に入ってから(ガソリン価格が)段階的にどんどん上がってきてしまい、もううちの方でも抱えきれなくなってしまって、やっぱり値段を上げればお客さんの入りも少なくなってきてしまっている」