6日に開幕する全国高校野球に出場する長野県代表の上田西高校が2日、甲子園に向けて出発しました。
2日は、出発を前に、壮行会が開かれました。

■上田西高校の生徒
「一戦一戦多く勝てて悔いの残らないようにできたらそれが一番かなと思います」
■保護者
「自分たちのプレーを出せれば貫き通せれば、必然といい結果がついてくるんじゃないかなと思っています」

1日、学校での最後の練習が行われました。
甲子園出場は8年ぶり3度目。
目標は、これまでの最高戦績=1勝を超えることです。
■キャプテン・室賀公貴(むろがこうき)選手
「守備から流れをもっていって、どの打順からも点がとれるようなそんな打線が自分たちの特徴です」
守備の流れを作るのは3枚看板の投手陣、要(かなめ)はエースの権田成也(ごんだなるや)選手です。

■権田選手
「自分の力を全部出して真っ向勝負したいなと思います」
そして攻撃の主軸は、プロ注目の3番ショート、横山聖哉(よこやませいや)選手。

県大会の後半は、気負いから思うようなバッティングができず悔しさを味わいました。
■横山選手
「自分の目標は甲子園でホームラン打つことなので、甲子園という大舞台でチームにいい流れが持ってこれるようなバッティングをしたいと思います」
これまで支えてくれた人たちのために、全国の舞台で活躍を誓います。
■権田選手
「育ててもらった親だったりおじいちゃんおばあちゃんとかには成長した姿を見てもらいたいです」
■室賀主将
「自分はいつも朝5時半に家を出ているんですけど、お母さんはその1時間前に起きてくれて弁当毎朝作ってくれるので、ありがとうの気持ちをこめて勝利を届けたい」
■横山選手
「一番は家族に自分が活躍しているところをみせたいのもありますし、チームメイトに信頼もってもらえるようなバッティングをしたいと思います」
学校の仲間や保護者たちに見送られ、甲子園へと出発した野球部員。
3日に組み合わせ抽選会が行われ、決戦の舞台は6日に開幕します。