全国各地のインターナショナルスクールで学ぶ中高生たちが、地元の高校生と交流しながら海の環境について学ぶ合宿が岩手県釜石市で行われています。

 このイベントは、海の環境保全に取り組む「海と日本プロジェクト」の一環で実施されているものです。7月31日に始まった合宿には、愛知県や長野県のインターナショナルスクールで学ぶ中高生のほか、釜石高校の生徒など20人あまりが夏休みを利用して参加しています。合宿3日目の2日は、漁船に乗ってホタテの養殖棚を見学したあと、海洋プラスチックごみの問題をテーマにしたセミナーが開かれました。根浜海岸の砂を採取して調査したところ、小さなプラスチックの破片がいくつか見つかっていて、参加者たちは、一見きれいに見える砂浜にもごみの影響が及んでいることを学んでいました。合宿は3日まで行われます。