4年ぶりの通常開催となる盛岡さんさ踊りに合わせ、盛岡市を訪れた観光客に活用してもらおうと、QRコードを読み取って使う「観光カード」が市内で配られています。
さんさ踊り初日の1日、盛岡駅前の滝の広場では、ミスさんさが華麗な舞いを披露し観光客を出迎えました。
その会場の一角で配られていたのが「観光カード」です。
観光地の魅力を紹介するこのカードは、裏面のQRコードをスマートフォンで読み取ると市内の観光スポットの写真が表示され、気になる場所の情報を検索することができます。
日本語を含めた10の言語で利用でき、インバウンドにも対応しています。
この「観光カード」は7月までに、全国の509の自治体が採用していて県内では北上市がすでに取り入れています。
「さんさ踊り」にあわせて配布が行われている盛岡市では、「盛岡駅」や「もりおか歴史文化館」、「プラザおでって」など市内の観光施設や観光案内所、あわせて6か所で手に入れることができ、1日はさっそく観光客がカードを手に取っていました。
盛岡市でのカードの配布は、「さんさ踊り」の期間に合わせ4日までですが、カードはその後も使うことができるということで、盛岡観光のリピーター確保にも期待がかかります。