登山道を歩くといくつもの『崩落の跡』が…
比叡山の山麓で相次ぐ土砂流出。いま山で何が起こっているのか?取材班は、地元のハイカーの案内で登山道を歩いてみることにしました。
(取材班)「けっこう足場(登山道)は砂っぽいですね?」
(ハイカー)「そうなんですよ。ズルッズルッと滑りますよ。気をつけてください」
登山道には根っこがむき出しになったところや、もろい砂の塊がいくつもあり、滑りやすく歩きづらくなっていました。
歩くこと1時間。登山道に沿って現れたのが、土砂崩れの跡です。大雨などの影響で崩壊したとみられ、一歩間違えると滑落の危険もあります。
(取材班)「これはいつから?」
(ハイカー)「2年、3年くらい前だと思います。ちょっと怖いですね、危ないですね」
登山道を歩くとその後も別の場所で土砂崩れが起きていたことがわかったほか、山腹ではいくつもの崩落した跡が確認できました。