行政の反応は「こんなのちっちゃい」 それでも訴え続け…
土砂流出が起きたのは住宅地の目と鼻の先。鹿島さんの自宅からは歩いて1分ほどの場所です。同じ土砂被害は去年とおととしの2年間で4回も起きているといいます。
ところが行政は…。
(上一乗寺区民会 事務局長・鹿島龍次さん)
「最初に起きた時は、住民の間で『これは100年に一度の災害だね』と言われたんだけど、100年に4回やんみたいな感じで。『こんなのちっちゃいんだよね』と行政の方はおっしゃるんですよ。『これにはなかなか手がつかないよね』『もっと優先順位が高いところがあるんだよ』と皆さんおっしゃる」
訴え続けた結果、去年秋にようやく土のうが設置され、これ以上、山が崩れないように応急の対策がされました。