実は武良選手、今年の2月ごろから肩のケガを発症。長期間にわたりケガが長引き、本格的に練習を再開できたのは、つい3週間前とのことです。

競泳・平泳ぎ 武良竜也 選手
「4月に行われた世界選手権の代表選考会に合わせなきゃいけないという思いで、無理やり泳いでいた部分もあったので、その試合で無理して泳いでしまって、余計ひどくなってしまいました」

世界選手権出場を逃した悔しさを胸に、戦い続ける武良選手。来年のパリ五輪に向けての思いを語ってくれました。

競泳・平泳ぎ 武良竜也 選手
「100メートルでは、3月のパリ五輪代表選考会だけではなく、パリ五輪自体を見据えていきたいので、58秒台というところです。あと、0.4秒くらいベストタイム更新を狙っていきたい。200メートルはベストタイムを出していきたいです。

やっぱり、本当にメダルを獲得したいと思っていて、東京オリンピックに出場して、入賞というのはできたけど、何も持って帰ることができませんでした。お世話になった鳥取県そして鳥取県水泳連盟というところは、僕がすごく小さい頃から今に至るまでお世話になっているので、形として何か持って帰ってきたいと思っています」