スターが地元にサプライズ凱旋です。子どもたちも出場する鳥取県の水泳大会に、米子市出身で東京オリンピック出場の武良竜也選手が登場しました。
今年に入り肩のけがに悩まされてきましたが本格的に練習を再開し3週間。地元の大会でパリ五輪に向け再スタートを切りました。

7月29、30日、鳥取県米子市の東山水泳場で行われた鳥取県選手権水泳競技大会兼学童水泳選手権大会。

県ゆかりの選手たちが出場するこの大会に参戦したのが…

「第5レーン、武良竜也」

米子市出身の武良竜也選手。2021年の東京オリンピックでは競泳男子200メートル平泳ぎで7位入賞。そして去年の世界選手権では4位入賞と世界トップクラスの選手です。

武良選手にとっては、子どもの頃から練習で使っていたまさにホームでの大会です。

30日の100メートル平泳ぎ決勝では、前半からフルスロットル。終始1位を譲ることなく、そのままフィニッシュしました。タイムは1分0秒90。

競泳・平泳ぎ 武良竜也 選手
「しばらく肩をケガしていて、本格的にトレーニングを始めたのが3週間前ということになったんですけど、その中ではまずまずのタイムが出せたかなという風には思っています」