盛岡市の中学校で31日、市内の小中学生が避難所の設営を体験しました。

 この体験活動は盛岡市立下橋中学校が2021年度から取り組む「復興教育スクール事業」の一環として初めて行われました。31日は全校生徒に加え、学区内にある2つの小学校の6年生あわせて300人ほどが参加し、体育館でダンボールベッドと簡易テントの組み立てにチャレンジしました。

(体験した生徒)
「学校への避難は経験がないので想像することは難しいが、今回の作業を通していざというときにも対応できるようになったかなと思う」

この学校は盛岡市の指定避難所となっていて、子どもたちは「もしも体育館が避難所になったら」と想像することを通して、いつ起こるかわからない災害への心構えを新たにしていました。