■第20回田島直人記念陸上競技大会(29~30日、山口・維新百年記念公園陸上競技場)
日本シリーズグランプリシリーズのグレード2、第20回田島直人記念陸上競技大会の男子走高跳に出場したアジア大会中国・杭州の代表、真野友博(26、九電⼯)が2m26で優勝し、世界陸上ブダペスト出場に前進した。
去年7月の世界陸上オレゴンでは日本人史上初の8位入賞を果たした真野、今年6月の日本選手権では2m25で3位、7月21日にスイスで行われたコンチネンタルツアーでは4位と安定した成績を残してきた。
2m15を1回目でクリアしたが2m20は1回目は失敗。2回目でしっかりタイミングを合わせ成功させた。リズムをつかんだ真野は2m23も1回目で成功しトップに立つとシーズンベストとなった2m26も1回目で成功した。大会新記録の2m29に挑戦するが3回目とも失敗、2m26で3選手が並んだが試技回数で真野の優勝となった。世界陸上ブダペスト代表へ大きく前進した。
【男子 走高跳決勝】
優勝 真野友博(26、九電⼯)2m26(〇)SB
2位 衛藤昂(32、ULTIMATE)2m26(××〇)SB
3位 瀬古優斗(24、滋賀陸協)2m26(××〇)SB
※SB=シーズンベスト