SDGsに合った観光地のシンボルになりそうです。
島根県松江市と大手自動車メーカーのホンダがタッグを組んで、市内を巡る堀川遊覧船のガソリンエンジンを電気モーターに置き換える実証実験が間もなく始まります。
遊覧船の屋根に描かれたのは松江市とホンダのロゴ。

記者 入江直樹
「エンジン音がしない分、手で漕いでる船に乗ってるのと近い感覚になってる感じがします。セミの声とかなんかも良く聞こえますし。ぽちゃんぽちゃんという水の音もきれいに聞こえます。」
この日、ホンダ製の小型船舶用電動推進機のプロトタイプ、試作機が披露されました。
本田技研工業 二輪・パワープロダクツ事業本部・鶴薗圭介統括部長
「ホンダが掲げたCO2排出実質ゼロを実現するための第一歩となります。」
ホンダとして初めての実証実験で、電動スクーターの部品を応用し小型バッテリーの交換により充電時間なしの連続運航が可能で、スリムで大きく舵を切れるなどの特長があります。

松江市 上定昭仁市長
「一大観光資源でもあります堀川遊覧船がそのシンボルとしてですね、電動化を図れるというのは非常に大きな松江市にとってのグッドニュースだと。海外にも訴求していける一つのコンテンツにもなるのではないか。」
松江市はこの春、脱炭素先行地域とSDGs未来都市に選定され、上定昭仁市長は遊覧船の電動化をシンボルにしたいとホンダに協力を打診し、船舶用の小型推進機を開発していたホンダが賛同しました。
全長3.7キロをおよそ50分かけゆっくり走る堀川遊覧船は実験に最適の条件だとしていて、来月8日からまず1隻を従来のエンジン式の船と共に運航し操作性や耐久性などを確かめつつ徐々に数を増やして行く計画です。

将来、42隻全ての遊覧船を電動化すると年間47トンのCO2排出削減が見込まれるということで、松江で磨かれた技術が世界の水辺へと羽ばたいて行きそうです。














