盛岡市内の酒蔵を改修した施設でこの時期恒例となっている期間限定のお化け屋敷が今年も始まりました。初日の28日は、さっそく夏休み中の子どもたちがぞくっとする空間に足を踏み入れていました。

盛岡市鉈屋町にある「もりおか町家物語館」恒例の「町家のお化け屋敷」。今年のテーマは「入ってはいけないお屋敷」です。
初日の28日はさっそく近くの小学校に通う子どもたちが訪れ、懐中電灯一つで真っ暗なお化け屋敷の中に入っていきました。
お化け屋敷の中を進むと…中にはランドセルやかるたなど昭和の子ども部屋を思わせるような場所が。進むほどに不気味さが増していきます。
なかなか先へ進めない子どもたち…。お化け屋敷の内容をお伝えできるのはここまでです。
今回初めて企画を担当した盛岡市在住のイラストレーター、ナカムラユウコウさんは、実際に足を運んで内容を確認してほしいと話します。

(ナカムラユウコウさん)
「今回のお化け屋敷は『血がない、妖気がない、脅かしがない』。みなさんの脳の中にあるお化けを引出すための仕掛けを作っています。安心して、かえって怖いかもしれませんが、楽しみにして来てください」

暑い夏に背筋も凍る体験を届ける「町家のお化け屋敷」は、8月20日まで開かれています。