■世界水泳選手権 競泳 6日目(28日・マリンメッセ福岡A館)

女子50mバタフライ準決勝に出場した池江璃花子(23・横浜ゴム)が25秒72の全体5位で29日に行われる決勝進出を決めた。

強い池江璃花子が世界の決勝に戻ってきた。女子50mバタフライ準決勝2組に登場した池江。この種目は兼ねてから「ずっと前から力を入れている種目なので決勝にいきたい」と強いこだわりを口にしてきた本命種目。今大会9レース目とタフなスケジュールをこなしてきたが、その疲れを感じさせないダイナミックな泳ぎで25秒72をマーク。全体5位で決勝への切符を掴んだ。予選に引き続き隣のレーンを泳いだ親友サラ・ショーストロム(29・スウェーデン)も1位で決勝に進んだ。

レースを終え「本当にこの日のために頑張ってきた。ここで決勝に残れなかったら世界に戻ってきたことを証明できない」と安堵の様子で話した池江。メダルへの期待も高まるが「(メダルへの欲は)まったくないので、期待しないでください」と笑った。

サラ・ショーストロムは池江と同じく自由形とバタフライを主戦場とする選手。池江とはともに合宿を行ったこともある旧知の間柄だ。さらに、2019年、韓国・光州で行われた世界選手権では100mバタフライを制し、表彰式の際に「Never give up!!」と手のひらに書いたメッセージをカメラに向け、闘病中の池江にエールを送った。それから4年のときを経て、復活した池江と決勝の舞台で戦うことなった。
予選8位通過の相馬あい(25、ミキハウス)は26秒18の1組7着、全体15位で決勝に進むことはできなかった。

池江は、大会8日間で7種目(個人4種目・リレー3種目)にエントリー。明日は50m自由形予選と50mバタフライに出場予定で、50m自由形で準決勝に進めば、1日3レースを泳ぐ。

【池江璃花子 結果と出場予定】※予選の日程を記載
23日 女子100mバタフライ 予選敗退
   女子4×100mフリーリレー 8位入賞
26日 混合4×100mメドレーリレー 7位入賞
27日 女子100自由形 準決勝敗退
28日 女子50mバタフライ 決勝進出
29日 女子50m自由形
30日 女子4×100mメドレーリレー