岩手山の噴火による土砂災害などを想定した岩手県の総合防災訓練が28日始まり、初日は県庁で地図などを使った図上訓練が行われました。

図上訓練は、岩手山の噴火による降灰とその後の大雨による土石流の発生などを想定して行われました。
県は速やかに災害対策本部を設置し、情報収集にあたっていました。
また災害対策本部員会議を開き、有識者で構成する岩手山の火山活動に関する検討会からの助言を受けて、県が滝沢市や盛岡市など岩手山周辺のあわせて4つの市と町に避難指示を発令するよう促しました。
県の総合防災訓練は29日、避難や患者の搬送などの実働訓練が行われる予定です。