大手生命保険会社の財団が子どもたちや高齢者に生き生きとした生活を送ってもらおうと、スポーツ用品などを贈りました。

この取り組みは大手生命保険会社の日本生命が1979年に立ち上げたニッセイ財団が、地域貢献活動の一環として毎年全国で行っています。

今年度は全国で257の団体が助成の対象に選ばれました。このうち県内では県の推薦に基づいて地域のスポーツクラブや、高齢者が登下校の見守り活動を行う団体など、7つの団体が選ばれました。

このうち高知市の卓球クラブ「横浜JPC」には、台の高さを変えられる卓球台が贈られ、今後、幅広い世代と卓球で交流していく方針です。

(横浜JPC 槙尾聖子さん)
「生き生きと元気に卓球をやってもらいたいと思う。高知県は卓球人口も減ってきているので、小さい子どもも来ていただいて元気に卓球を楽しんでほしい」

(ニッセイ財団 島本一彦 企画総務部長)
「子どもたち、シニアの方々が今回の助成を通じて元気に明るく活動を続けていっていただきたい」

設立から45年目を迎えたニッセイ財団の県内への助成はこれまでに累計で258団体およそ1億5000万円にのぼっています。