旅行中の台風襲来 観光客が注意するべき点は 過去の事例を見ると…

沖縄では暴風になった場合、海のレジャーはもちろん、バスやモノレールなどの公共交通機関や、美ら海水族館や首里城などの観光施設、公共施設は休みとなります。また飲食店も多くが臨時休業となるため、ホテルに缶詰めとなってしまいます。
暴風の中、強行して観光地や飲食店に行った結果、施設に入れないどころかホテルに戻ることができず、避難所で過ごさざるを得ないといったケースも発生しています。

また、台風が接近すると“沖縄のスーパーやコンビニから食料品が消える”といった話を聞いたことがあると思いますが、実際に店舗から食料品がなくなるのは珍しいことではありません。台風が停滞し、数日間ホテルから出られない可能性もあるため、早めに食料品を確保する必要があります。
このほか、搭乗する飛行機の変更についても早めの検討や対応が重要です。

ANAやJAL、スカイマークなどの航空会社は、運航への影響が予想される便については、欠航が確定する前でも手数料不要で搭乗予定便の変更(振替)および払い戻しの対応を行います。(※LCCなどは対応が異なるケースがあるので確認を)
出発の前から台風の接近が予想される、または沖縄で足止めにあう可能性がある場合には旅行の予定を見直す。また訪れた沖縄で台風を迎える場合には予定を前倒しして帰路につくことなども選択肢に入れ、安全な旅を楽しめるよう検討が必要です。