朝鮮戦争の休戦協定が締結されてから70年を迎えたきのう、北朝鮮が軍事パレードを行ったことが分かりました。

韓国軍当局によりますと、北朝鮮の首都・平壌では、きのう午後8時から式典が行われ、続いて軍事パレードが行われました。

おととい金正恩総書記と会談し、兵器の展示会を見学したロシアのショイグ国防相や、同じく訪朝中の中国の李鴻忠政治局員もパレードに出席したとみられます。

北朝鮮は27日を朝鮮戦争の「戦勝記念日」と位置づけていて、ウクライナ侵攻で欧米との対立を深めるロシアや、中国との連携を強調する狙いがありそうです。

パレードでは核・ミサイルの開発を進める北朝鮮の新たな兵器が登場したのか、また、金正恩総書記が演説を行ったのかが注目されます。