全国各地で保険金の不正請求に揺れるビッグモーター問題。ビッグモーターで店長を務めた男性がパワハラを受けたなどとして、会社を訴えました。この男性はその後、静岡県内で交通事故により、死亡しましたが、その父親がJNNの取材に応じました。
1枚の名刺。これは、岐阜県にあるビッグモーター各務原店の店長だった男性のものです。男性は2017年に入社し、2019年からおよそ2年間店長を務めました。ところが、その後、うつ病を発症し、2021年6月に解雇。そして、2022年9月、静岡県内で交通事故により、亡くなりました。
<男性の父親>
「息子がうつ病にならずに、健康なまま、各務原で能力を発揮することができたとするなら、ああいう死に方はしなかった」
うつ病の原因は仕事だったといいます。
男性はビッグモーターを相手取り、2022年8月訴訟を起こしました。訴状などによりますと、男性は上司からパワハラを受けたほか、残業代の未払いがあったとして、ビッグモーター側に支払いを求めています。その後、男性は事故で亡くなったため、両親が裁判を引き継いでいます。
<男性の父親>
「ビッグモーターという名前とバッジを残して、しっかり立て直して、従業員を大切にする、客を大切にする、そういう会社に生まれ変わって立ち直ってほしい」
また、ビッグモーターの保険金の不正請求が明らかになった問題をめぐり、不正に行われた修理の実態解明のため、特別調査委員会が2023年6月に調査をし、報告書をまとめています。
調査は全国の工場から無作為に抽出した2,717件が対象で、このうち1,198件で不正の疑いが浮上。静岡県内では浜松南店の83件が調査の対象に含まれ、結果、4割を超える37件で何らかの不適切な行為が行われた可能性があると報告されています。
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