盛岡市役所の本庁舎の老朽化に伴う移転について協議する審議会の3回目の会合が27日開かれ、整備エリアの検討が始まりました。

 移転について、有識者や市民など13人が検討を進める「盛岡市新市庁舎整備審議会」は、これまでの会合でどのような新市庁舎が望ましいかなど、理念や方針について意見を交わしてきました。そして3回目となる27日の会合では、いよいよ整備の規模やエリアについての検討が始まりました。整備エリアについては現在、市が内丸エリア、盛岡駅西エリア、盛南エリアの3つを主な候補地として挙げています。審議会は今後、この3つのエリアを中心に、「利便性」や「災害リスク」などの複数の項目で移転先としてふさわしいかの評価を進めることを決めました。エリアの検討案は、11月に提出される盛岡市長への答申に盛り込まれる予定です。