皇后さまが、優れた功績があった看護師に贈られる「フローレンス・ナイチンゲール記章」の授与式に出席し、直接記章を授与されました。

フローレンス・ナイチンゲール記章は特に優れた功績のあった看護師に贈られるもので、日本赤十字社の名誉総裁である皇后さまは、きょう午後、東京・港区で授与式に出席されました。

今回の受章者は3名で、皇后さまは、放射線看護活動を広めた草間朋子さん(81)や、アフガニスタンやシリアなどの紛争地で国際救援活動を行ってきた高原美貴さん(57)らに記章を授与されました。

その後、皇后さまは、高原さんや国際赤十字委員に「シリアの状況はどうでしょうか?」と英語で現地の様子をたずねられたということです。

今年は、コロナ禍で見送られていた授与式恒例の看護学生による「キャンドルサービス」が再開されました。