甲子園出場を決めた花巻東の先輩たちも頑張っています。

 花巻東出身の大谷翔平選手が所属するエンゼルスは日本時間の27日に予定されていたタイガース戦が悪天候予想で中止となりました。これを受けて、28日にダブルヘッダーが組まれその第1戦に大谷選手が登板する予定です。

 同じく花巻東出身のブルージェイズ菊池雄星投手は日本時間の27日に行われたドジャース戦に先発登板し、自己最多8勝目をあげました。

 ブルージェイズの菊池は、敵地でドジャース戦のマウンドに上がりました。その立ち上がり、相手の1番・2番に連続ヒットを打たれノーアウト1・2塁のピンチを迎えます。しかし後続を空振り三振とセカンドゴロに仕留め、得点を許しません。

 3回には、ドジャースの中軸、3番・4番・5番を3者連続の三振にきってとります。

 5回にもデッドボールとフォアボールでふたたび、ノーアウト1・2塁のピンチを招きますが、打率3割超えドジャース2番のフリーマンをショートゴロのダブルプレーに打ち取ります。続くマルティネスもライトフライとここも得点を許しませんでした。

 6回にツーアウトからレフト前にタイムリーを浴びて1点を失ったものの続くバッターを空振り三振として最少失点に抑えました。菊池は6回まで投げ、7安打1失点8奪三振。試合は8対1でブルージェイズが快勝し、菊池はメジャー5年目で自己最多となるシーズン8勝目をあげました。