子どもたちによる伝統農法の体験学習です。
宮崎県椎葉村では、地元の小学生が「焼き畑」に挑戦しました。

椎葉村の尾向小学校が行った「焼き畑」の体験学習。
27日は、児童19人をはじめ、卒業生や地域の人など合わせておよそ80人が参加し、まず、山の神に祈りを捧げました。

(火入れの祈り:徒代表のあと全員で唱和)
「このやぼに火を入れ申す、ヘビ・ワクドウ・虫けらどもそうそうに立ち退きたまえ」

このあと、6年生の2人が火をつけていきました。

焼き畑は山の斜面などを焼き払ってその灰を肥料にソバなどを栽培する伝統農法で、尾向小学校では伝統文化教育の一環として毎年、体験学習を行っています。

(6年生 甲斐こころさん)
「火を入れた時に、すぐに火がついて火が自分の近くにあったから、こんなすぐ燃え移るんだっていうのがびっくりしました」
(6年生 石井敦大さん)
「みんなが安心して食べれるような世界一おいしいソバに出来てほしいです」

児童たちは、秋にソバを収穫する予定となっています。