昨年度の中古車販売市場において、売上高のトップは不正が相次いで発覚しているビッグモーターで、市場シェアは15%に上るという調査結果が出ました。

帝国データバンクの調査によりますと、昨年度の中古車販売市場は3.9兆円となり、過去最高でした。このうち、トップシェアは推定売上高およそ5800億円のビッグモーターで、市場全体のおよそ15%を占めているということです。

コロナ禍においては半導体不足などで新車の納車遅れなどが相次いだため、割安で即時納車可能な中古車の人気が高まっていました。

帝国データバンクは、今後の市場動向について、「ビッグモーターによる不正の影響を受け、風評悪化による影響が懸念される」と指摘しています。