2024年5月、群馬県伊勢崎市で飲酒運転して車に突っ込み、2歳の男の子を含む3人を死亡させた罪などに問われている男の初公判が行われ、男は「アルコールを飲んだ事実はありません」と述べて、起訴内容を一部否認しました。

トラック運転手の鈴木吾郎被告(71)は2024年5月、群馬県伊勢崎市で酒を飲んだ状態でトラックを運転中に乗用車に衝突し、塚越湊斗ちゃん(当時2)、父親の寛人さん(当時26)、祖父の正宏さん(当時53)の3人を死亡させたなどとして、危険運転致死傷の罪に問われています。

鈴木被告は当初、過失運転致死傷の罪で起訴されていましたが、遺族などの要望活動を経て2024年10月、危険運転致死傷の罪に訴因変更されています。

裁判の争点は、鈴木被告の運転が「危険運転」と認められるかどうかです。

鈴木被告はきょうの初公判で、「アルコールを飲んだ事実はありません」と述べ、起訴内容の一部を否認しました。

検察は冒頭陳述で、鈴木被告は勤務先のアルコール検査後、コンビニで焼酎3本を購入したと指摘し、「運転開始前に酒を飲んでおり、正常な運転が困難な状態だった」としました。

一方の弁護側は、「運転前のアルコール検査でアルコールは検出されなかった。事故を起こすまで状況に応じた運転が行われていて、正常な運転が困難な状態とはいえない」として、過失運転致死傷罪にとどまると主張しました。

判決は、2月13日に言い渡される予定です。