青森県弘前市にあるJAつがる弘前の施設から6月、リンゴが盗まれ5人が逮捕・起訴された事件で、JAに勤務していた従業員の男3人が懲戒解雇の処分を受けました。
6月9日に弘前市悪戸にあるJAつがる弘前のリンゴ貯蔵施設から、リンゴ240箱・131万円相当が盗まれた事件では、5人が逮捕されています。
このうち、窃盗の罪で起訴された寺山崚被告、伊藤暢倫被告、葛西康太被告の3人をJAつがる弘前は青森テレビの取材に対し、25日付で解雇したと明らかにしました。
3人は、フォークリフトの運転手として10年以上勤務していたということです。捜査関係者によりますと、貯蔵施設では、リンゴの在庫が予定よりも減っていることが何度か確認され、関係者が警戒していたところ、6月9日の朝、被告ら5人が農協に無断でフォークリフトを使い、トラックにリンゴを積み込む様子を目撃したことで事件が発覚しました。
JAつがる弘前の担当者は「公判を見守って被害の全容を把握したい」とコメントしています。3人の被告の初公判は青森地裁弘前支部で8月3日に予定されています。














