12連敗を喫していたホークスが、ついに連敗脱出です。有原投手が冴え渡っていました。
◆先発マウンドは有原投手
なんとしてでも連敗を止めたい3位・ホークス。先発のマウンドを託されたのは有原。立ち上がりからエンジン全開でした。146キロのストレートに…鋭く曲がる変化球で空振り三振。一方のオリックスの先発は、エース山本。球界屈指の剛腕に対し3回、1アウト3塁のチャンスをつくると、1番・牧原大成の内野ゴロの間にランナーが帰りホークスが先制します。援護をもらった有原は、その後も安定感抜群のピッチング。4者連続三振を奪うなど、オリックス打線を寄せつけません。6回には、この試合で初めて得点圏にランナーを背負います。一打逆転のピンチも、ボール球の変化球を振らせ、空振り三振。
◆最後まで得点許さず
1対0のまま迎えた8回、先頭の牧原大成がヒットを放ち1アウトからランナーを出したホークス。さらに近藤がフォアボールを選び、2アウト1塁2塁のチャンス。迎えるは、4番・柳田、その初球でした。レフト線を破る、値千金のタイムリー2ベース!オリックスの山本を降板させます。さらに攻撃の手を緩めません。9回には、柳町のタイムリー2ベースで代走の周東が一気にホームへ。うっぷんを晴らすかのような攻撃で、リードを5点に広げます。ようやく見えてきた、連敗脱出。9回も、有原がマウンドに上がります。最後まで得点を許さず、自身3年ぶりの完封勝利。11個の三振を奪う、圧巻のピッチングでした。そして、チームは連敗を12でストップです。
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