スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが、気候変動に関する抗議活動中に警察の退去命令に従わなかったとして、裁判所はグレタさんに罰金刑を言い渡しました。
グレタさんは先月19日、スウェーデン南部マルメで、化石燃料の使用に対する抗議活動として座り込みを行い、石油の運搬車両の通行を妨害。その際、警察の退去命令に従わなかったとして起訴されました。
ロイター通信によりますと、24日の裁判でグレタさんは命令に従わなかったことを認めたものの、「必要な行動であり罪には当たらない」と主張したということです。
裁判所は、グレタさんに対し1500クローナ=およそ2万円の罰金のほか、犯罪被害者のための基金に1000クローナ=およそ1万3000円を支払うよう命じました。グレタさんは控訴しないということです。
ただ、罰金刑が出た数時間後、グレタさんは再び抗議活動に参加し、車両の通行を妨害したとして警察に退去させられました。
グレタ・トゥンベリさん
「状況は悪化の一途をたどっています。私たちは一歩も引くつもりはありません」
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