7月22日開催された静岡市の夏の風物詩、安倍川花火大会では、全国初となるディズニーのドローンショーもあり、来場者数は2022年の35万人を大きく上回る55万人(推定)が訪れました。「ディズニー・スペシャル ドローン ショー」をたっぷりお見せします。
2023年、70回目を迎えた安倍川花火大会。ディズニーのスペシャルドローンショーが70回の記念大会に花を添えました。
<都内から来た女性>
「感動しすぎて、やばい」
<坪内明美記者>
「会場へのシャトルバスの乗り場です。午後4時の運行スタートからお客さんが次々とバスに乗り込んでいます」
臨時のシャトルバスはフル稼働。会場周辺の道路では、新型コロナ対策が緩和され、久しぶりにマスクを外した観客の姿が多く見られました。群集雪崩などの雑踏事故を防ぐため、大会本部は警備員を当初の200人から280人に増強しました。
公共交通機関が混雑する中、活躍したのが、静岡市が官民連携で進めるシェアサイクル「PULCLE(パルクル)」です。
<パルクルを利用した人>
Q.PULCLEどうですか?
「めっちゃ便利ですね」
当日の利用は300台にのぼり、過去最高を記録。「PULCLE」もフル稼働でした。
<坪内明美記者>
「花火大会開始まで、まもなく1時間となりました。安倍川河川敷には多く人が集まっています」
来場者数は2022年の35万人を大きく上回り、推定55万人にのぼりました(大会本部発表)
<焼津市から来た親子>
「きょうのお目当てはディズニーのドローンで、40周年のミッキーが見られると聞いたので楽しみです」
Q.どんなキャラクターが好き?
<男児>
「ピーターパン」
<女児>
「ミニー」
<富士市から来た女性>
「全国で3か所しかやらないというので、地元でやってくれてすごい楽しみ。やっぱりミッキーとかミニーちゃんとかディズニーのいろいろなキャラクター出てほしい」
<会場アナウンス>
「さあ、魔法の準備が整いました」
花火大会のオープニングを飾ったのが、ディズニー・スペシャルドローンショーです。約700機の光を放つドローンが舞い上がり、ミッキーマウスやピーターパンといった人気のキャラキターたちを描き出しました。このスペシャルドローンショーは、東京ディズニーリゾートのオープン40周年を記念して実施されたもので、安倍川花火大会が全国で初めての実施となりました。
ディズニーファンが最も盛り上がりを見せたのは、40周年のアニバーサリー・テーマソング「リビング・イン・カラー」が流れた場面。40周年記念の衣装をまとったミッキーマウスが静岡の夜空に大きく描かれました。
<東京から来た女性>
「40周年のオリジナルソングがアレンジされていて、すごかったです…(涙)一生の思い出になりました」
<会場アナウンス>
「スターマイーン」
実に6年ぶりの通常開催となった2023年。約1万5,000発の花火とディズニー・ドローンショーに、静岡県内外から訪れた多くの観客が酔いしれました。
<静岡市の親子>
「きれいだった」
<父親>
「ディズニーで始まって、スターマインとか仕掛け花火がきれいで、久しぶりに夜9時までやって、すごくいい花火大会、いい夏の思い出」
2022年の1.5倍にあたる推定55万人が訪れた安倍川花火大会。まず、雑踏事故などが確認されていないことが何よりです。安倍川花火大会で皮切りとなったディズニー・スペシャル ドローン ショーは、7月30日に北海道小樽市で、8月5日に宮城県石巻市で実施予定とのことです。
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